Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~ リバソン感想
感想は鮮度が命なので、忘れないうちに書き留めておこうと思います。
おすすめされたのでリバソン→アバソンとプレイしたのですが、とっても私好みの乙女ゲームでした!個人的にはアバソンのほうが好きかも。
PS Vita『Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~another record』オープニングムービー
『Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~』紹介ムービー
その歌は死神が捧げる、レクイエム――
天国と地獄の境目、人の魂が還る場所のすぐ近く。
そこには人の魂を奪い取る神様、「死神」を養成する学校がありました。
死神候補生として学校に集められた、元人間である主人公達。
そこでは、同じ死神を目指す候補生とそれぞれペアを組み、
一人前の死神になるための勉強をしなければならないのですが……。
やることなすこと全てがうまくいかず、
誰からもパートナーとして選ばれなかった主人公は、
落ちこぼれ達を集めた特別補習授業を受けることに。
補習に参加している他の死神候補生達は、
様々な事情を抱えてこの学校にやってきた、クセのある男の子たちばかり。
彼らの中から1人と、ペアを組むことになるのだけれど……。
パートナーと共に、一人前の死神になることは出来るのでしょうか?
それとも……
落ちこぼれの死神候補生達が紡ぐ、
たったひとつの恋の物語。
www.honeybee-cd.com 公式ブログより
死神として人間と接するお話というより、死神になるための話。
登場人物全員亡くなってます。現世で未練を残したまま亡くなってしまい、転生もできずにさ迷っている元人間が集まる冥府というところを舞台に、話がすすんでいきます。
リバソンの世界では、死神に皆なれるわけではなく、ちゃんと学校に通って、勉強しないとなれない笑 しっかりしている!もちろん死神を目指さない人もいる。
冥府に住んでる人達は皆、それぞれワケありの過去を抱えていて、互いに現世での事情は詮索しない事が暗黙のルール(未練が残っているから冥府にいる…)となっていてね…
主人公含め攻略対象たちは、その世界で死神になるために学校に通いながら、暮らします…(書いていてつらい)
涙腺は割と砂漠で、そんなに簡単には泣かない私でも、かなりうるっと…。
設定が設定なので、それなりにしんどい展開もあるのだけど、フルコン後は結構爽やかな気持ちでいれたかも。
主人公ヒロインのココロが、元気!お転婆!あほ可愛い!で、笑 終始癒されてました。
あとイラストが、もう~~~最高すぎる!さといさんのイラストって本当にきれい!美しい!この繊細で儚い世界観にぴったり!
話はかなり金太郎飴気味。ちゃんと物語の謎とか伏線は回収していくけど、1人攻略しちゃうと、割と先は読めてしまう。ボリュームがそんなにあるわけではないので、金太郎飴気味でも私は問題ありませんでした!共通5時間くらい、個別3時間あればおわってたかな。
糖度も低い笑 まあ学生同士の恋だし… ってことで自分をプレイ中納得させた笑
キススチルもないキャラがいたのは驚いた!(糖度が低いのはやっぱり主人公が、ココロだからか…?と思ったり笑 ココロはいいこで好きだけど!)
私はこの2つを事前に把握したうえでプレイしたから、普通に楽しめた!知らないと拍子抜けしてたかも。
いやーーー良かった。ちゃんと攻略対象とのEDを選んでいっている感がよかった。
攻略対象たちもみんなね、とっても魅力的でした。
EDもまた… よかった~ EDは2パターンあるんだけどね。2つとも色々考えちゃう感じが、またいい…
私の最萌えは、みんな良かったけど、カイリ√だったな~~~
カイリは本当に良かった。圧倒的光属性の男で、優しくて、頼りがいもあって、カッコいいし、王子様みたいだ~!ってときめいてたんだけど、「いや、まて?ここは冥府… カイリ… 一体どんな未練を…?」ってカイリに惹かれていくごとに心配になっていった。
ここから先 個別感想 ネタバレはないです。
プレイ順は、シュン→カイリ→ヨル→アメ→ナミ先生
シュン(CV. 近藤孝行)
シュンかわいい~ もうわかりますよね?みんな大好きツンデレ枠
カイリ(CV. 福山潤)
最萌え;; 光の男が見せる弱さにめっぽう弱い 声優さんの演技すごい
ヨル(CV. 前野智昭)
スパダリ枠;;スパダリすぎる何も言えません
アメ(CV. 松岡禎丞)
こう見えて……なかんじで、恋愛過程かなり萌えた
ナミ先生(CV. 諏訪部順一)
全員攻略しないとできない がちがちの攻略制限かかってる 理由はなるほどー;;
カイリの死神彼氏CD買いました。今夜ききます♡
※ここから先ネタバレあり感想
まさかの全員運命枠!笑
運命設定、普段特別刺さりはしないんだけど(なんかずるいじゃん~~!!!それがいいんだけど…笑)、リバソンは全員運命なのがまたいいね!
ただカイリとヨルについては、同一魂なので、すこし複雑かもしれない笑
転生エンドと死神エンド、どっちも幸せだなって思いました。
エンディング後の考える余白があるの好きなんですよね。
死神エンドは結局未練は未練のまま、抱えたまま生きることになる。 幸せそうだけど、未練は果たせないまま。成仏もできないまま冥府に居続ける。
転生エンドは、成仏できてハッピー!なはずだけど、冥府自体、ココロの転生によりおそらく(初代死神当主が最後の力を振り絞って転生させたってことだよね?)消え、残った死神たちもおのずと消滅だし、死神を目指して一緒に過ごした日々のことは転生で消えてしまう。
みんなが運命なのでココロは5人いたらいいと思いました…
転生して、生前で出会って、冥府でも出会ってを繰り返している。みんな、ヒロインに惹かれていく理由、最初こそあれ、生前好きだった人に似てる?とかだけど。ちゃんと、ちゃんと!!!生前好きだったから、じゃなくて、今目の前にいるココロに丁寧に惹かれていく様子を描いてくれて、良かった。
生前の好きだった人に似てるけど!ココロはココロ!として向き合おうとしてくれる。何度でも恋をするよ…ってガチでやってくれるのが、またいいんだわ…
カイリは本当に良かった。
すごい圧倒的光の男で、さわやかで、優しくて、本当に向日葵が似合うキャラ。未練も美しかった。未練すら美しいカイリ…
でもそんなカイリが死に対しておどろくほど冷静でいる自分に、悩んでしまうのがまた、ね。儚くて良い。転生EDの向日葵でのいちゃいちゃ幸せそうでぐっときた。
お前に俺の心をやるよ!って何… はあ好き…
個人的に、攻略対象にとってヒロインと恋におちなくてもその後それなりの幸せが見込めるみたいな話、そんなに刺さらないんだよね。やっぱり選び取ったEDであってほしいなという。好み分かりやすい。
だから乙女ゲームの、大円団EDは個人的になくても良い派。
アバソンもまとめよう!